遅咲きのツツジが咲いていた
本日未明の3時14分頃、北海道十勝沖を震源とする地震の揺れで目が覚めた。
この地震の震度は、釧路市、根室市、別海町が各4、札幌の東区では2だった。
マグニチュードは5程度だったが、オホーツク方面を除き、ほぼ、全道で揺れた。
最近は、天変地異と言う、死語に近い言葉が復活しそうな、例えば、新型コロナウイルスの蔓延、全国規模で頻繁に起きる地震等の自然現象が目立つ。
物理的な災害と、医療的な施策との融合など、新しい事態に対処すべき安倍清明のご宣託は、御託を並べるばかりで、ちっとも実がないように感じる。
さて、札幌は昨日に引き続き今日も晴れ、気温も昨日とほぼ同じで、帯広市と北見市とは真夏日を超えるという予報が出ている。
あれこれ思案しても仕様がないと、ご近所をぶらぶら歩いてみたら、季節としてはサツキと思えるのだが、3mに近い樹高なので、遅咲きのツツジと推測した花木に山盛りの花が着いていた。
近くにはライラックも植えられ、優しく燃えるようなツツジの朱色と、高貴で気高いライラックの紫色とが、うまく調和していた。
ご案内のようにツツジとサツキとは、ともにツツジ科のツツジ属で、生育場所や開花時期、樹高などの違いがあるだけの姉妹なので見分けがつけ難い植物だ。
ツツジとサツキとのもう一つの違いは、ツツジは、原則、落葉低木、サツキは常緑低木だが、ツツジよりは樹高が低く、せいぜい1m程度と言われている。
今年の冬に、もう一度、このお庭の傍を通り、もし、葉が落ちていなければこの花木はサツキの公算が強いので、ツツジと推測したことをお詫びして、サツキに訂正しようと思っている。